導入事例

Case study

植物肉の計量包装ラインの自動化を計量器メーカーと協力し実現。

DAIZ 株式会社 様

背景

計量・包装の作業を全自動化し、生産性向上を図りたい 
”植物性代替肉”は近年、SDGsへの推進目的や健康意識への高まりなどにより注目されております。
”植物肉”を製造しておりますDAIZ様では、1パックごと 原料の計量 ⇒ 袋への投入 ⇒ 封をする 作業を手作業と機械の組合わせでされておりましたが、右肩上がりの注文に対して生産性を上げる事が難しく、全自動化を検討されていました。
その折に協力企業様で弊社のチューブロール式全自動計量包装機「DSR-110」を使用している事を知り、操作性と大容量対応をご評価頂き、今回の全自動化に向けてお引き合いを頂きました。

 

解決方法

手作業から計量機・包装機の導入
作業の集約と自動化を実現出来るのが弊社のチューブロール式自動計量包装機です。まず、お預かりした原料でテストを行い、ご要望に対応出来るか確認を致しました。植物肉は粒が大きくお米用のカットゲートでは微調整が難しい事が課題となりましたが、原料の特性に対応出来るメーカーとタッグを組み、テストを繰り返す事で課題解決に取り組みました。
また、弊社チューブロール包装機は他の包装機と比較して「大袋のシール性」「薄肉袋を中心とした袋仕様に対する許容性」「簡便な作業性と型替性」が多品種少量生産のトレンドと組み合わさり、米穀業界を中心に高く評価頂いております。
今回の内容物は比重が軽い製品が中心のため、包装資材は容積が稼げる大容量ガゼットチューブロール「GZR」を提案することで、機械と包装資材が作業性と生産性の向上を実現します。

導入効果

チューブロール包装機の導入により省人化に貢献し、また機構がシンプルなため故障も少なく簡単操作で誰でも容易に扱えます。
「計量」と「包装」 間に人の手が必要だった部分を自動化し、自動化後のオペレーター教育に割かれる時間を減らし、作業の属人化を防ぐ事が出来ます。大袋のシール作業を無くす事により、作業者負担の減少、生産効率の向上を達成しました。
また、弊社チューブロールのラインナップには、チャック付きや環境対応材質のご用意もございますので、多種多様なニーズにも対応が可能です。

事例概要

計量する原料によって質感・比重が異なり計量方法を選択する必要がございます。
弊社では今回の植物肉に最もマッチした計量機を選択するべくテストを重ね、実現に至りました。
また、業務用大袋を使用する事で大きな製品が製造出来ることから、「生産」から「計量包装完了」までの時間を短縮し、省人化の実現と共にコストパフォーマンス面でも弊社のチューブロール包装機が活躍します。